「京都に行ったら、特に金閣寺に行きたいなあ。」 [英訳問題]
「京都に行ったら、特に金閣寺に行きたいなあ。」
この文章を英訳してみて下さい。
まず「especially」前置き
にされるかたが多いのではないでしょうか。
Especially,I want to go to Kinkakuji when I'm in Kyoto.
ネイティブの方は、
前置きとして文頭に
副詞を置くのを避けます。
ニュアンスが変わってくるからです。
文頭にespeciallyを置くと
例を挙げているという感じになるからです。
それを踏まえて作文すると以下のようになります。
I especially want to go to Kinkakuji when I'm in Kyoto.
いかがでしょうか。
「お気に入りの映画チケットの予約をいつするか早く決める必要がある。」 [英訳問題]
「お気に入りの映画チケットの予約をいつするか早く決める必要がある。」
これを英訳するとどうなるでしょうか。
「~is needed」を使うと
主語が以下の英文のように
長くなってしまいます。
An early decision about when to book your favorite movie ticket is needed.
この文章を簡略化しようとすれば、
「~の必要がある」をいうニュアンスを
命令文で表現すれば良いのです。
その場合は以下のような文章になります。
Please book your favorite movie ticket as soon as possible.
いかがでしょうか。
「この本には、子猫の世話の仕方が載っている。」 [英訳問題]
「この本には、子猫の世話の仕方が載っている。」
この文章を英訳してみて下さい。
多くの方は、以下のような英訳を
考えたのではないでしょうか。
In this book,how to take care of a kitten is presented.
以前お伝えしたように
物を主語にするともっと単純に
以下のように表現出来ます。
This book is about kitten care.
英語は主語が短い方が
簡潔で分かり易い文章になります。
「今日は水族館に行くのはやめて、代わりに映画を観に行こうよ。」 [英訳問題]
「今日は水族館に行くのはやめて、代わりに映画を観に行こうよ。」
この文章を英訳してみて下さい。
「~の代わりに」という事で
instead of~を使うと
以下のような文章になろうかと思います。
Instead of going to the aquarium today,let's go see a movie instead.
これも意味は通じますが、
もっと簡潔に表現出来ます。
Let's see a movie instead.
いかがでしたでしょうか。
「私が帰省している間、好天に恵まれました。」 [英訳問題]
「私が帰省している間、好天に恵まれました。」
最初に思い浮かぶ単語はduringでしょうか。
duringを使うと以下のような文章になると思います。
During my stay back in my hometown,I was favored with fine weather.
「帰省中に」はback homeを使うと
文章が簡単に出来分かりやすい文章になります。
The weather was great back home.
いかがでしたでしょうか。
「そのイベントに来た人数の合計は1,000人に達した。」 [英訳問題]
「そのイベントに来た人数の合計は1,000人に達した。」
これを英訳してみて下さい。
合計人数という事で
total numberを
使いたくなるでしょうが、
以下のように長くなってしまいます。
The total number of people who came to the event reached a thousand.
「合計は1,000人」ではなく
「1,000人が来た」という文章にすると
簡潔で分かり易いです。
その場合は以下のようになります。
A thousand people came to the event.
いかがでしたでしょうか。
「寝坊をしたため、朝方の会議に出られなかった。」 [英訳問題]
「寝坊をしたため、朝方の会議に出られなかった。」
この文章を英訳してみて下さい。
Owing to~「~のために」
という表現が思い浮かぶと思います。
Owing to my getting up late,I missed the morning meeting.
もちろんこれでも大丈夫ですが、
以下のようにandでつないでみてはいかがでしょうか。
I overslept and missed the morning meeting.
これだと、「寝坊した」、「会議に遅刻した」
という事実をつなげるだけなので簡単ですよね。
「あのアニメを見るといつも、おばあちゃんの事を思い出すんだ。」 [英訳問題]
「あのアニメを見るといつも、おばあちゃんの事を思い出すんだ。」
この例文を英訳してみて下さい。
「~するといつも」を表現するために
every time~の構文を使われませんでしたか。
これで英訳しようとすると
以下のような英文になると思います。
Every time I see that animation,I remember my grandmother.
しかし、以前申し上げたように
モノを主語にして、remindを使うと
より分かり易く簡潔な表現になります。
以下のような英文になります。
That animation reminds me of my grandmother.
いかがでしたでしょうか。
「どの道を行けば、空港に戻れるのかわからなかった。」 [英訳問題]
「どの道を行けば、空港に戻れるのかわからなかった。」
これを英訳してみて下さい。
「~がわからない」
と訳そうと考えて
以下のような文章を
思い浮かべたのではないでしょうか。
I didn't know which road to take to get back to the airport.
完全に直訳にこだわった訳し方ですよね。
会話の中では大変です。
そこで、直訳にこだわらず、
「迷った」と言い換えてみては
いかがでしょうか。
以下のようになります。
I got lost on my way back to the airport.
これなら簡単に伝わりますし、
表現もすっきりしますよね。
これを英訳してみて下さい。
「~がわからない」
と訳そうと考えて
以下のような文章を
思い浮かべたのではないでしょうか。
I didn't know which road to take to get back to the airport.
完全に直訳にこだわった訳し方ですよね。
会話の中では大変です。
そこで、直訳にこだわらず、
「迷った」と言い換えてみては
いかがでしょうか。
以下のようになります。
I got lost on my way back to the airport.
これなら簡単に伝わりますし、
表現もすっきりしますよね。
「顧客がお礼をしてくれない場合もあります。」 [英訳問題]
「顧客がお礼をしてくれない場合もあります。」
この文章を英訳してみて下さい。
「お礼をする」はgive thanks
を使います。
以下のような英文を思いつきませんでしたか。
There could be a few cases where some of the customers may not give thanks.
これを会話の中で言うと大変ですよね。
早口言葉のように
口がもつれてしまいそうです。
以下のような文章で
表現してみてはいかがでしょうか。
Not all customers will give thanks.
これなら意味も通りますし、
すんなり喋れますよね。
今日のポイントは
「~の場合もある」は
case ではなく
not allを使うという事でした。
この文章を英訳してみて下さい。
「お礼をする」はgive thanks
を使います。
以下のような英文を思いつきませんでしたか。
There could be a few cases where some of the customers may not give thanks.
これを会話の中で言うと大変ですよね。
早口言葉のように
口がもつれてしまいそうです。
以下のような文章で
表現してみてはいかがでしょうか。
Not all customers will give thanks.
これなら意味も通りますし、
すんなり喋れますよね。
今日のポイントは
「~の場合もある」は
case ではなく
not allを使うという事でした。